NEWシマノ 飛天弓柳 試釣会
全国のへら釣りファンの皆様へ、こんにちは!
宇都宮のへらぶな小僧 やしろです。
この度、秋に新しくシマノより発売されます、「飛天弓柳」の試釣会へ
今回は、僕とスタッフ高野で千葉県にあります、清遊湖へ行ってきました!
購入をご検討されてるお客様の参考になればと思います。
今回の竿について朝のご挨拶にて、シマノインストラクターの
伊藤さとしさんより説明がありました。
「まずはとにかく竿を振っていただいて、確かめてみて下さい!。おすすめは
タナ1本から2本の沖宙で引っ張ってきてみて下さい」と。では、
早速試釣開始です!高野も気合いブリバリでございます!
長い竿から順に振っていこうと思い。
まずは言われた様に16・5尺の2本の沖宙から。
振った感じは、確かに柳と言うだけあって若干柔らかくは
感じますね。エサを放ってみると、「振込しやすい!落とし込みにバラつきがある僕でも
そこまで意識せずに、落とし込みやすいですね~。」
「シャッ」っと、エサ切りをしてみましたが、こちらも先経が1.1ミリ経という細さだけあって、水切れがいいですね!
「タッ」とウキが入って合わせを入れると、一気に元の方まで「グンッ」っと曲がりますね~
そして竿のバネで魚が上がってくるのが分かります!元経が中長尺で10ミリ以下なのにこのパワーは
凄いですね。そして魚が走るほどに曲がりを決める竿ですね~
「沖でスッと浮くな~」これはやはり「スパイラルXとハイパワーX」の両軸が、竿をしっかり支えて
ブレずに引けるコツを作っているんだな~と実感しました。
さあ、次は深いタナを引いてみます。13,5尺そして12尺のチョーチン釣りで使ってみます。
「チッチッダッ!」とウキが入って合わせを入れるとやはり、「グイーン」と一気に胴まで入ってくるのが分かります。
そしてじわじわと魚を浮かしてくる。
「これは竿いっぱいの底釣りとか楽しそうだな~」とすぐに実感。
隣の釣り座で、高野も飛天弓柳の釣り味、曲がりを存分に噛みしめております。
グイグイ寄せてますね~
今回は沢山の釣り具屋さんが試釣会に参加しておられました。
一通り釣り味、調子と確かめ、午前の部が終わり、一旦、お昼休憩に。
事務所で「千葉の厳選ホワイトライス、ピンクサーモンを添えて。」通称シャケ弁をいただき
事務所て少しばかり座学を聞きました。
すると、この柳が出来た経緯、どういったコンセプトで作られたのかが、紐解かれていきます。
シマノには全ての竿があっていい。
と言うと、柔らかい竿、硬い竿、シナる竿、曲がる竿、強い竿
軽い竿。
シマノで出している竿の中に、自分に合った「これ」という竿を選んでいただきたい。と。
勿論、シマノ曰く、トータルで完璧な性能を持つ竿は、「皆空」と断言してました。
しかし、完璧な性能で「遊び」だったり、「味」を求めるとなると、「ちょっと違うんじゃない?」
と違和感を覚えてしまうと思います。
そこに「飛天弓 柳」みたいな竿があれば、「味」だったり「遊び」を実感し
この「へらぶな釣り」という「釣り」を楽しんでもらえるのではないでしょうか。という
「原点回帰」ではないですけど、根本にある「へらぶな釣り」だったり、釣り本来の「竿の曲がり」を楽しんでもらいたいという心粋みたいなのを
コンセプトとして感じました。
さあ午後の部、残り時間は少ないですけれど最後は10尺のメーターで
思いっきり曲げてみたいと思います!
「タッ」とウキが消し込み、合わせを入れると、「グググッ」と沖に走られますが
軟式本調子が「クッ」っと魚と止めます。
「止まった~(笑)」「今完全にハリスがいく所だったけど、止まった~」と
そんな場面が多々ありました。それだけしっかりと、竿が魚をいなしている証拠ですよね。
曲がりを見ると元近くから思いっ切り曲がっているのを見れます。
「この曲がりいいね~」もう少し寒くなるといよいよこの柳の出番だな~と実感。
存分に釣り味を感じて納竿となりました。
今回の試釣会、感想としましては、やはりコンセプトにあるように、
曲がる事の重要性、そして曲がりながら魚と遊ぶ、しかもブレずに。
それがとっても実感できる竿だなあ~と感じました。
僕のなかでは、柳は決して競ったりする竿ではないと思います。
「テーマを彩る竿だと思います。」
自分の中のテーマを決めて、例えば「今日は底釣りで自分のこれだ!っていうアタリを見極め
7~8枚じっくり時間を掛けて楽しむ。」とか、「短竿でのんびりメーター両ダンゴを楽しむ」とか、
その日のテーマにしっかり答えてくれる竿なのではないでしょうか。
いよいよ発売間近となりますが、発売次第店頭に陳列されると思いますので、
皆様も是非、「自分の中のテーマ」を見つけ、次回釣行のイメージをしながら
竿を振りに来てみてはいかがでしょうか。
きっとすぐに見つかると思いますよ~。心よりお待ちしております。